奉行V ERP向け
カスタマイズ・アドオン
弊社開発の奉行V ERPシリーズ向け債権債務管理アドオンモジュールは、外貨建取引にも対応したカスタマイズ可能な入金/支払管理モジュールです。債権入金管理機能では、販売系システムからインポートされる売上債権データや、請求依頼入力画面から登録する請求データをインボイス単位で管理し、入金データとの消込、為替差損益の自動計算、仕訳の自動生成までの一連の入金プロセスを管理します。外国送金や輸出手形などのさまざまな入金手段に対応し、前受処理や仮受処理、債務データとの相殺処理もサポートしています。債務支払管理機能では、購買系システムからインポートする輸入仕入データや、支払依頼入力画面から登録する海外債務データをインボイス単位で管理し、自動的な支払データの生成、決済差損益の計算、仕訳の自動生成までの一連の支払プロセスを管理することが可能です。
外貨建取引への対応
- 外貨建取引の管理に必要となるさまざまな項目を保持し、インボイス単位で海外債権債務の登録(他システムからの取込及び新規登録)を行うことができます。
- 海外支払依頼入力画面では、取引マスタの設定に基づいて送金先/支払方法/支払口座/支払予定日などを自動提案します。
- 送金先が複数登録されている場合には、入力時に選択することができます。
取引の分析機能
- ユーザーが自由に定義可能な取引分析コードを、最大10ディメンジョンまで設定することができます。
- 勘定科目ごとに、必要となる取引分析項目を限定することも可能です。
為替差損益の自動計算・自動仕訳機能
- 債務/債務計上時の為替レートと支払/入金時の為替レートを基に、決済時の為替差損益を自動計算します。
- 自動計算された為替差損益の結果を会計システムに自動仕訳することができます。
- 指定した基準日レートに基づいて、外貨建債権債務の為替評価替を行うことができます。
外国送金依頼データ作成機能
- 取引先マスタの海外送金情報を基に、外国送金依頼データを作成することができます。
為替予約管理機能
- 為替予約情報を登録し、登録済み為替予約の状況を確認することができます。
- 予約の延長、予約の分割を行うことが可能です。
- 外貨支払予約指定画面により、予約された外貨を計上済みの外貨建債務に対し紐づけ、予約残の管理を行うことができます。
取引先別/通貨別債務残高管理機能
- 外貨建債権債務に関する各種管理帳票を作成することができます。
使いやすい入力画面
- 当システムは、プロフェッショナルユーザーの要求を満たすレベルの操作性を実現しています。伝票入力中はマウスでの操作は必要無く、基本的にキーボードでの操作のみで入力を進めていくことが可能です。また、「コード検索リスト表示機能」、「定型登録機能」、「逆仕訳機能」などの入力支援機能も備わっています。
外部アプリケーションとの統合
- 当システムは、標準のデータ取込インターフェースを実装しています。これにより基幹システムとのデータ連携を図り、債務データや債権データをシステム内にインポートすることが可能となっています。また仕訳連携インターフェースも標準機能としてあらかじめ用意されており、奉行V ERPシリーズに自動仕訳することができます。さらにエクスポート機能により、システム内の各種マスタデータや各種トランザクションデータをCSV形式で出力することも可能です。